ケイ・オガタ

アバルト595

フォトグラファー

おいおまえ、
おまえを撮っているんじゃないぞ。
相手を撮っているんだぞ」

ブルース・ウィリスは昔ニューヨークでバーテンダーをやっていた。そういう背景を全部ひっくるめて撮るんだと、撮影前に自分に言い聞かせました。優秀なアートディレクターがいるとアイデアがちゃんとあるので、そこはまず押さえなきゃいけないけど、その人の奥にあるなにかを撮りたいと思うかどうかで、写真が変わってくる。

ニューヨークに飛んだのは24歳のときです。
最初はアルバート・ワトソンの助手に
つきました。

「アバルトのアンバサダーにならないか」という話がきた。ヘアメイクさんやモデルのハナちゃんが乗っているのを見ていて、おもしろい車だと思っていたので、アバルト595に乗り換えました。小さくてパワーのあるところが好きで、よく「おまえそっくりだな」と言われましたね(笑)。