Chronicle

<1975年~1980年>

  • ■サン・アド内の Hondaの仕事が徐々に原宿サン・アドに移行してくる。
    1975年以前のサン・アドでは、坂根進さんを中心にHondaの仕事を企画・制作していた。
    Honda初の4輪車にしてスポーツカーである『S600』のグラフィックを担当。
    画期的な軽自動車『N360』ではTVCFも企画・制作。
    その後も、『Life』、『Z』、そして、ベストセラーとなった『CIVIC』と、
    当時の Hondaの主力車の広告の多くを担当していた。
  • ■ポール・デイビスの絵を用いたCVCCのクリーンエンジンの広告が話題になる。
    コピーは、サン・アドの安藤隆さんの「クリーンエイジ1974」
  • ■Honda2代目『CIVIC』のTVCMが、原宿サン・アドでの企画・制作の第1弾となる。

<1981年~1985年>

  • ■3代目となる『CIVIC』の広告キャンペーンを企画制作。
    ルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」を楽曲に用いたCMは、世界各国を
    舞台に展開され、23本ものロングシリーズとなる。
  • ■『CITY』の誕生キャンペーンを企画・制作。マッドネスを起用したムカデダンスのCMが
    話題に。コピーは川崎誠さんの「シティは、ニュースにあふれてる」。
    後に日本のベストコマーシャル100に選出される。CMプロデューサーは、その後も
    多くのHondaヒットCMを送り出す小野壽一さん。
  • ■2代目『PRELUDE』の広告キャンペーンを企画・制作。ラヴェルの「ボレロ」を楽曲に用いた、
    一枚のアート写真のような美しい映像が強い印象を残す。
  • ■初代『INTEGRA』の広告キャンペーンを企画・制作。
    山下達郎さんの書き下ろしCMテーマソング「風の回廊」もヒット。
    CM はシリーズ化されて、「僕の中の少年」、「FIRSTLUCK(初めての幸福)」と
    名曲が続いた。

<1986年~1990年>

  • ■4代目『CIVIC』の広告キャンペーンを企画・制作。
    「スーパー」、「ワンダー」に続く愛称は、「グランド・シビック」。
  • ■初代『LEGEND 』の広告キャンペーンを企画・制作。
    キース・ジャレッドのザ・ケルンコンサートの曲を冒頭に用いたCMで、
    高級車の走りを静謐に描き出した。
  • ■3代目『PRELUDE』の広告キャンペーンを企画・制作。
    「地下室のメロデイ」をテーマ曲に使用したCMが話題に。

<1991年~1995年>

  • ■アイルトン・セナを起用して、4代目『PRELUDE』の広告キャンペーンを企画・制作。
    当時Hondaは1983年から1992年までのF1活動で通算69勝を挙げ、
    セナとの最強タッグを組んでいた頃。
  • ■軽自動車のオープンスポーツカー『BEAT』の広告キャンペーンを企画・制作。
    原由子さんの「じんじんじん」のCMテーマ曲でクルマも大ヒット。
  • ■6代目となる『CIVIC』の広告キャンペーンを企画・制作。
    松雪泰子さん、レイ・チャールズ、レオナルド・ディカプリオという豪華なキャスティング。
  • ■Victor JVCのムービーカメラの広告キャンペーンを企画・制作。
    菊地桃子さんを起用して話題に。コピーは「ムービーごっこ」。
    その後も『Everio』等のCMを担当。

<1996年~2000年>

  • ■軽自動車『LIFE』の広告キャンペーンを企画・制作。
    コピーは、「いいカタチになってまいりました」。3代目で「ホンダフルライフ!」に。
    シャーリーズ・セロンとマペットが共演する楽しいCMも。
  • ■Hondaのオープンスポーツカー『S2000』 のプロモーションを担当。
  • ■Honda初のハイブリッドカー『INSIGHT』のプロモーションを担当。
  • ■Hondaのグローバル広告を企画・制作。主にアジア・太平洋市場向けのキャンペーンを
    担当した。以後、担当車種は増え続け、『CIVIC』 、『Accord』 、『NSX』 、『JAZZ(FIT)』、
    『CR-V』等に拡大。
  • ■清水建設のブランティングを目的としたTVCMを企画・制作。
  • ■青森、かねさ味噌のブランディングを担当。ネーミング・パッケージ開発から関わり、
    広告キャンペーンも企画・制作。

<2001年~2005年>

  • ■4代目『LIFE』の広告キャンペーンを企画・制作。女性ターゲットを強く意識した
    CMでは人気パティシエとコラボレーション。コピーは「Sweets of Honda」
  • ■究極のエコカーとされる燃料電池車Honda『FCX』のグローバル広告を企画・制作。
  • ■Honda『AIRWAVE』のプロモーションを担当。BEAMSやPALM GRAPHICSとのタイアップ、
    表参道での展示イベント等、多彩に実施。

<2006年~2010年>

  • ■Hondaのコンパクトカー『FIT』のCMを制作。
  • ■ミズノランニングのTVCMを企画・制作。その後、フットボール、クロスティック、
    バレーボール等も担当。
  • ■南仏アベンヌのスキンケア『Avène』のプロモーションを担当。
  • ■フィッシングメーカーDAIWAのブランディング広告、商品広告を担当。
  • ■三菱鉛筆『JET STREAM 』のプロモーションを企画・制作。
  • ■女子美術大学のブランディング広告を企画・制作。
  • ■iPhoneのCG映像チーム ローガン(サンタモニカ)とSEGA×Platinum Games
    『バンキッシュ』のプロモーションビデオを企画・制作。

<2011年~2015年>

  • ■Hondaの『FIT』、『N-one』、『VEZEL』、『STEPWGN』 等のプロモーションを企画・制作。
  • ■ミズノフットボールのプロモーション、本田圭佑選手を起用した「無回転を撃て」を制作。
    3メートルの巨大シューズを渋谷に展示するプロモーションも話題に。
  • ■「こんな人を見た」をキャッチコピーに東京メトロのマナーポスターを企画・制作。
  • ■東北大震災の復興支援の一環として寒梅酒造「宮寒梅」のブランディングを開始。
  • ■ミズノロンドンオリンピックの日本代表応援プロジェクト「I BELIEVE」を展開。
  • ■Honda汎用商品60周年を記念したグローバルプロモーションを企画・制作。
  • ■東京ゲームショーでプロジェクション・マッピングを用いた『PsychoBreak』のプロモーションを展開。
  • ■キラリナ京王吉祥寺のグランドオープンのプロモーションを企画・制作。
  • ■臓器移植の意思表示を呼びかける『グリーンリボンキャンペーン』を企画・制作。
  • ■映像先鋭集団<19juke>をマネジメント。
  • ■「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」をマネジメント。